インターホントークで玄関まで出てきてもらいましょう

訪問販売ではまず玄関まで出てきてもらい、話を聞いてもらわなければ全ては始まりません。

 

そういう意味ではインターホンはお客さんと接触する最初のポイントであり、最も多く接触するのがインターホンでの営業です。

 

インターホントークが下手だと行動量ばかりが増えていき、結局今日一日散歩してただけという残念な結果に終わってしまいます。

 

インターホンでのやり取りは一発で出てきてもらうのが理想で、やり取りが3回以上になると、出てきてもらう確率が大きく下がります。

 

出てきて当たり前。「宅急便でーす」みたいな気持ちでインターホンを押すと比較的出てきてくれやすいです。

 

お客さんがインターホンで言う事はある程度決まっています。
話に詰まって出てきてもらえなかった場合、次に同じような話をされた時しっかり切り返せるように準備しましょう。

 

私は落ち着いて話せるように、こう言われたらこう言うという内容をチャートにして暗記していました。

 

言うことが決まっていれば、話すスピードやお客さんが話した後に自分が話すまでの間(ま)をコントロールする事も出来るようになります。

 

お客さんが言うことに対する返事の例

「なんですか?」
→こちらの地域担当になったんで、一軒ずつ顔合わせしてご挨拶にお伺いしてます。お時間とらせませんのでちょっとだけすいません。

 

「忙しいんで結構です。」
→お願いがあって一軒ずつお伺いしてまして・・・。すぐに住むんで、できましたら・・・。

 

「営業だったら結構です。」
→簡単にお伝えしたいこともあるんで、お時間とらせませんのでちょっとだけすいません。

 

「何の営業ですか?」
→その説明をさせて頂きたかったんでちょっとすいません。

 

「出ないといけないですか?」
→できれば顔合わせも兼ねてご説明させていただきたかったんで、ちょっとだけすいません。

 

「家事の途中だから。」
→お忙しいところ申し訳ありません。説明したいことがあったんで。そしたら時間をずらしてお伺いしますんで・・・。何時ごろだったらよろしいですか?

 

 

お客さんが数度断り、雰囲気が変わってきた時には注意が必要

出てきてくれないだけではなく、会社の印象、訪問販売の印象も悪くなってしまい、その後その家や、その地域での成果に関わります。

 

「どういう事?怒」「何なんですか?怒」
→外壁塗装の営業なんですが、お時間とらせませんので、ちょっとすいません。

 

「近所で工事する訳じゃないの?怒」
→すみません。私の言い方がわかりにくかったかもしれません。近くで工事が始まるわけではなく、リフォームのご提案でお伺いしました。

 

お客さんが怒っているときにはぐらかすような返事をすると良いことはありません。成果につながる可能性が低いなら外壁塗装とはっきり言って、そのお客さんが塗装を考えている可能性に賭けたほうがましです。

 

また、お客さんが怒った時、ただ謝ればいい訳ではありません。
謝り方を間違うと更に怒らせてしまいますし、怒りが収まったとしても、お客さんの立場が上になってしまい成果が上がりません。

 

お客様と自分はあくまで対等の立場で話を進めるべきで、いい話を持ってきたけれど、それが伝わるように話せていないことについて謝ってください。

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訪問販売の中でも外壁塗装について書いていこうと思います。

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